スーファミデビュー

今日することは仕事の調べものぐらいで、

ほかには予定がないから、

思いっきりギターが弾けるぞー！

と思っていたら、思わぬ誘惑があった。

その誘惑とはスーパーファミコン。

旦那がむかし使っていたスーファミを

どこかから発掘してきたのだ。

私はファミコン世代ながら、

ファミコン禁止の家庭で育ったため、

スーパーマリオすら友人の家でちょこっとやった程度。

密かにファミコンコンプレックスを抱いていた。

そんな思いを払拭すべく、

「スーパーマリオコレクション」で

第1作目のスーパーマリオをやってみた。

ところがこれが難しい。

なにしろコントローラーの操作に慣れていないので、

ふたつ目のステージで何度もつまづいてしまう。

くやしいからもう一回！と繰り返しているうちに

だいぶ時間が経ってしまった。

にもかかわらず、マリオにはちょっと飽きたからと

テトリスを始めてしまったのがまずかった。

疲れるまでやめられないもので、

さすがにギターの練習をしなければ、

と思ったときには夜中の12時を過ぎていた。

ゲームって怖い……。

ケータイの課金ゲームには手を出さないでおこう、

と小さく誓う。

練習はいつものように復習と

Cコードのコツをつかみつつあるところで、

ゲームの疲れから断念。

ゲームをしすぎて宿題ができない子供のようだな、

と思いながら、親の気持ちがよくわかった。

そして、「ファミコンは1日1時間」が我が家のルールとなった。